活動報告 JBSA東京 2025年8月17日 定期活動
活動日:2025年8月17日
イベント名:定期活動
事業種別:普及啓発事業:体験者が参加しての活動。レースは除く
活動種別:定期活動
担当支部:東京
使用艇:あほうどり
参加ブラインドの名前:水田、殿垣内、酒井、体験者
参加サイテッドの名前:堀江、副田、玉木、山口
会員数:7
体験者数:1
その他:0
合計参加者数:8
開始時刻:10:17
終了時刻:14:24
天候など:晴れ
航行情報:走行時間:4時間7分3秒 走行距離:25.68km
連絡事項:
①燃料4ぶんの1。
②先日エンジニアに交換してもらったがインペラが回らず、玉木さんが新しいものと交換してくれた。古いものは予備として、念のため保管。
③修理後のトイレの便座は、今のところ順調。
活動のようす: わたしにとっては、「一週間に二度もセーリングに出かける」という初めての体験でした。当日のコンディションは風がそれなりにある・・・。いや、ちょっと強すぎるかもしれないという状況でした。今回はブラインドの体験者さん1名を加え8名での出航となりました。
いつものように機走して、若洲沖へと向かいました。途中帰航するヨットやプレジャーボートとすれ違い、「おかえりなさい」「行ってらっしゃい」と声を掛け合う場面が何度かありました。この日は帰ってくる船との交叉は多いが、追い抜いていくプレジャーボートなどは少ないなと思っていましたら、それはやはり海のコンディションのせいだったと後になって気が付きます。この日の風速は、最初は10ノットほどでしたが、徐々に上がり、後半には18ノットほどになっていたようです。波高も平均0.7メートルと高く、私には見えませんでしたが、一部では白波も立っていたとのことです。



いつものように機走から帆走に切り替え、最初にティラーを握らせていただきました。ティラーがこんなに重いのは初体験。体重をかけないともっていかれそうでした。ウェザートリムは何度も経験していましたが、ブローがきたときにあれほど進路が変わるとは。いままでのはだいぶ生易しかった模様です。それに時々来る大き目の波に乗り上げたときにもティラーに思いっきり抵抗がかかり、進路ももっていかれるのがわかります。今回の体験はとても勉強になりましたし、貴重な経験でした。ティラーを交代したあと、しばらくしたら気分が悪くなってきました。生まれてこの方乗り物酔いにはなったことがないのですが、船酔い初体験です。自分では「軽い熱中症で気持ち悪いだけだ」と信じたかったのですが、乗り物酔いなんて認めたくないと思っていましたが、ケロっと回復したのを見て、クルーの皆さんは「船酔いに間違いない」とのことでした。酒には酔うが乗り物には酔わないと思っていたのですが・・・。年齢のせいですかね。いや、これも経験を積めば大丈夫だと自分に言い聞かせています。


帰航後、クルーの会話で「今回はセミハードセーリングだったね」と聞き、「あれでセミハードなのか。ハードとなると、どれほどすごいのだろう……」と驚愕しました。殿垣内さんから「優秀なサイテッドクルーがいるからあれくらいのコンディションでも出航できたんだよ。鉄橋をくぐったところで引き返すという判断をすることもあるんだよ」と聞き、なおさらに貴重な体験をさせてもらってよかったと感じています。
報告書作成者:酒井
