活動報告 JBSA東京 2025年3月30日 お花見クルージング
活動日:2025年3月30日
イベント名:お花見クルージング
事業種別:技術向上事業:定期活動、クルージング、レース練習など
活動種別:任意活動
担当支部:東京
使用艇:あほうどり
参加ブラインドの名前:殿垣内、内田、酒井
参加サイテッドの名前:秋山、中尾、安西、副田
会員数:7
体験者数:0
その他:0
合計参加者数:7
集金金額:10500
集金内容:活動参加費
現金預かり者:副田
開始時刻:10時22分
終了時刻:16時36分
天候など:晴れ
航行情報:42.2km、6時間14分
連絡事項:サーモスタットのエラー音が鳴った
活動のようす:
あほうどりが長年続けているお花見クルージングは、浜離宮の桜を海側からのぞみにいくものですが、マストがあるため端をくぐることができないため、かなり遠回りをする必要があり、さらに帆走禁止エリアを機走で走るため、片道3時間ぐらいかかります。



結局、浜離宮でゆっくりする時間はなかったため、昨年も今年も、到着してアンカリングすることなく、ぐるっと浜離宮の船が入れるエリアを回ってすぐに帰路へとつきました。
ところが、いつもなら問題ない岸までの距離をとってあほうどりを回していたところ、まさかのキールが海底にひっかかり動かなくなるトラブル発生。前にも後にもいけず、ただ、非常にゆっくり走っていたので、周りにいる、力強いエンジンをつんでいると思われるパワーボートに、いざとなったら引っ張ってもらえば抜けられるだろうと気軽にかんがえていました。
実際には、みんなであほうどりを片方へヒールさせ、自力で脱出。



小柴さんがいたら、「海底でなんか変な生き物がキールにだきついてんじゃねえか?」と言ったかもしれません。
ひととおり回って記念撮影をし、帰路へ。
普通、片道3時間と言ったら、結構遠くへの移動だし、旅行といって良い時間だと思いますが、船だと不思議と、何とも思いません。まあ、私はですが。
往復の時間をあわせると、東南アジアの国々や、西はモスクワやキエフにいけるそうです。Chat GPTによると。
東京港の出入り口である東京ゲートブリッジを、再びくぐってからは、セールをあげ、エンジンをきり、しばし静寂のセーリングタイム。やっぱり帆走はいいですねぇ。



東京の湾岸地域を海から眺め、レインボーブリッジをくぐりながら交付のワインで乾杯し、こんな贅沢すばらしいねと秋山さん。確かに、こんな体験を人生でできる人は、ごく限られた人ですね。
今年のあほうどりお花見クルージングは、珍しい参加者構成でした。
JBSAとブラインドセーリングの日本の始祖メンバーのおひとりである秋山さん、多くのヨットからひっぱりダコの安西さん、天然キャラでユーモア溢れるも先の尖った意見やアイディアで実現不可能と思われることをさらっと実現してしまう中尾さん。
いつもは相模湾や東京湾でも太平洋の水が入ってくるあたりで主に活動されているかたがたのご参加で、あほうどりの上の潮の香りも異なるイメージでした。
昨年の船底塗装は、ベイサイドマリーナには回航せず、東京夢の島マリーナでおこないましたが、ベイサイドマリーナまでのセミロングは、現在のあほうどりでも可能と思われますので、今年こそ、1泊するぐらいのセーリングは、できたらいいなあと思っています。



報告書作成者:殿垣内 大介